得意なことを再認識できたことが就職につながりました 就労移行支援事業所サンヴィレッジ

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得意なことを再認識できたことが就職につながりました

前職はSE(システムエンジニア)として長年お勤めになっていたAさん。

就職に関しては十分なスキルをお持ちでしたが、更にスキルアップするために

サンヴィレッジ川口センターを利用したのだとか。

就労移行支援を使いどのようなスキルアップができたのでしょうか?

インタビューで聞いてみました。

 

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Q どのようなお仕事に就きましたか?

 システム開発のサポートです。

 マネージャーやプロジェクトリーダーを行う予定です。

 雇用が永く70歳まで働けることが決め手になりました。

 

 支援員さんに勧められて面接を受けたところ、内定をもらいました。

 

Q サンヴィレッジに通ったきっかけを教えてください。

 一人で就活を行っていたところに

 就労移行支援の存在を知り、見学・体験に参加をして

 仕事をするうえで必要な技術の向上ができる場であることを知りました。

 それまではエクセルしかできず、

 ワード、パワーポイントは使ったことがありませんでした。

 再就職前に習得したいと思い、利用を決めました。

 今ではVBAが使えるようになり、

 訓練の課題はVBAを使ったプログラミングでツールを作成しました。

 

Q 就労移行支援事業所に通って良かったことはなんですか?

 仲間が出来たことです。

 前職では障がい者が周りにいませんでしたが

 SSTのプログラムなどで色々なご障がいの方と話せて、

 色々な障がいに対して理解が深まりました。

 分かりあえる仲間が出来ました。

 

Q サンヴィレッジで頑張ったことは何ですか?

 サンヴィレッジの作業検定取得です。

 独自のやり方ではなく「手順通り行う」ことも審査の基準のため、

 「こうやったらもっと簡単なのに」と思っても

 ❝手順通りに❞  ❝きれいに❞  ❝早く❞ 行うことがとても大変でした。

 仕事によっては手順通りに行わなくてはならないこともあると聞き

 手順通りにやる大切さを学びました。

 

Q 就職するまでの困難はありましたか?

 年齢が高いため、応募をしてもなかなか選考が通過しなかったことです。

 

 フルタイムや正社員等のこだわりがありましたが

 支援員さんと相談して、応募の幅を広げるために「パート」と書いてある求人にも応募をしました。

 

 実際に面接すると、フルタイムに変更になるなど

 自身に合う条件で、働けることになり入社することを決めました。

 

Q 就活を終えた今だから言える

 サンヴィレッジでやっておいて良かったことはなんですか?

 エクセルのスキルアップです。

 自分を衰えさせないためにも挑戦しましたが

 結果的にVBAまで習得ができて、仕事でも役立ちそうなので良かったです。

 

 他にも、就活前に行った実習では周りの方が若く、

 自身に合う環境を見つめ直すことが出来ました。

 

Q Aさんにとっての就労移行支援事業所とは?

 得意なこと・苦手なことを知ることが出来る場所です。

 

 メモを取る訓練をして苦手であることがわかり、支援員さんと相談し克服するために練習をしました。

 そして、システムなどのパソコン関係はやっぱり得意なのだと再認識することができました。

 事業所に通っていなかったら 事務職で就職しようと思ったままでしたが

 訓練でVBAを使っているうちにシステムが得意だと感じ、考え方を切り替えました。

 そのおかげで、今の会社に出会えたのだと思います。

 

Q 最後に訓練をした仲間や

 これから支援を受けようと考えている方に向けてひとことお願いします。

 おすすめは訓練を一通り行うことです。

 サンヴィレッジでは様々な訓練メニューがあります。

 出来ないと言わず、スキルアップを目指して色々な訓練をまんべんなく行うことで、

 頭をきりかえながら、無理なく毎日訓練が行えました。

 その結果スキルアップにつながると思います。

 

(在籍:川口センター)