MS&ADアビリティワークス様 オンラインセミナー
こんにちは
サンヴィレッジ文京センターです。
今年も残りわずか。
最寄り駅から文京センターへの道は銀杏の落ち葉でうめつくされて、
冬の訪れを感じる今日この頃ですね。
さて今回は、先日行われたMS&ADアビリティワークス株式会社様の
オンラインセミナーの様子をご紹介します!
MS&ADアビリティワークス株式会社様は、
MS&ADグループの特例子会社として平成30年に設立され
精神障がい者の雇用ノウハウの構築、
障がいがある社員がグループ内で活躍できるための支援に取り組まれています。
今回は実際に働かれている社員のAさんに
「就労前の心構え」「就労後に心がけていること」についてお話いただきました!
Aさんは就労移行支援事業所で訓練されたのち、前職とは全く異なる職種で働かれています。
そんなAさんが「就労前の心構え」として就労移行支援事業所で取り組まれたことは2つ。
ひとつ目は自己理解を深めること。
自身の疾患を理解した上で、対処方法を考えて実行する事を心掛けたそうです。
ふたつ目はできる事・出来ない事の棚卸しをすること。
出来る事・出来ない事を把握したうえで
「やれること・やりたいこと・やりたくないこと」の整理をしたそうです。
この2つを就労前、就労移行事業所に通っている段階で取り組んだことで、
仕事のミスマッチを防ぎ
自分が納得した上で自分に合った仕事を見つけることができたのです。
「就労後に心がけていること」は、
相手を尊重しつつ、自分の意見を伝えること。
そして、仕事では常にクライアント(相手)がいる事を念頭に置き、
何を求められているか考えながら進めるということです。
特に「相手の話を理解しようとする能力・自分の考えを相手に伝えようとする姿勢」
を大切にされています。
以前は完璧主義で、「~すべき」と考える傾向があり、
時には周囲とぶつかる事もあったそうですが、
働くうちに周囲も自分と同じように
何かしらの「障がい」を抱えている事に気づいたそうです。
それからは
「自身が出来たからと言って、相手に同じように求めない」
「相手が理解しやすいように言葉を選択して話したり、
仕事の話だけでなく、雑談を交えて相手を理解しようとする」ことで、
少しずつぶつかる事も減っていったそうです!
現在、MS&ADアビリティーズで活躍されているAさん。
その活躍の陰には、内面の変化が大きく関わっているのかもしれませんね。
自身の経験を踏まえた貴重なお話をしていただき、ありがとうございました!
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