自分の強みを活かした就職!
いつも明るく笑顔で事業所のムードメーカーであるAさんが、
実習先の企業の方より満点の評価をいただき就職に結びつきました。
Aさんはもともと緊張をしやすく
報告(ほうこく)・連絡(れんらく)・相談(そうだん)が苦手でした。
その為、就職に対しても不安がありましたが
日々の訓練の中で自分に合ったスケジュール管理の方法を探したり
必要な時は自分から支援員へ積極的に相談をするなど努力を続けていました。
努力の結果が高評価につながったAさんのインタビューをご紹介します。
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Q どんな仕事をしていますか?
製品の仕分けや検品です。実習から始まり決まりました。
Q Aさんがサンヴィレッジに通うきっかけを教えてください。
過去に色々な仕事をしましたが、自分に合った仕事が何なのか分からず
どれも長く続けることができず悩んでいたところ就労移行があると知りました。
そこでは支援員さんのサポートのもと
自己理解を深めて、自身の強みを活かした就職をすることができると聞いたので
サンヴィレッジに通うことを決めました。
Q サンヴィレッジで頑張ったことは何ですか?
話すことが苦手で、上司とも上手くコミュニケーションがとれなかったことから
「仕事が長続きしなかったのでは」と感じていたので、
サンヴィレッジでは報連相を鍛えるために
グループワークでリーダーや皆の前での発表を積極的に行いました。
何か不明点などがあればそのままにせず、自分から支援員の方に声をかけて解決できます。
報告の仕方も「結論から詳細」の順で相手に分かりやすく簡潔に伝えられるようになり
自信を付けることができました。
Q 就職するまでの困難はありましたか?
自分に合う仕事が分からなかったので、就職に対しての不安はずっと強かったです。
支援員の方が普段の訓練をよく見てくれていました。
面談の場を通じて自分の得意なことを一緒に考えてくれて
得意なことを仕事に当てはめながら就職活動をすることができました。
企業見学と実習は自分の希望職種ではない場合でも
試してみることで得意なことと苦手なことが分かり、自己理解にもつながりました。
Q 就活を終えた今だから言える「サンヴィレッジの訓練で良かったこと」をおしえてください!
いつも周りの人からは「手先が器用」と言われていたので
作業系の仕事が向いていると思っていました。
サンヴィレッジで自分の可能性を広げるために、パソコンの訓練なども行っており
訓練スケジュールに作業系だけではなく、ExcelやWordも取り入れることで
今ではExcelで管理表を作成したりできるようになりました。
得意なことだけでなく苦手意識を持っていたビジネスマナーや言葉遣いにも
改めて向き合うことができました。
Q Aさんにとっての就労移行支援事業所とは?
一言でいうと「憩いの場所、人生の分岐点、道を示してくれる光」でした。
最初は就職に対して不安でしかなかったですが
日々の訓練の中で、自分自身の変化と成長を感じることができ
支援員の方々がとても優しくて、家以外で2つ目の安心できる居場所でした。
Q 最後に訓練をした仲間や、これから支援を受けようと考えている方に向けて一言お願いします。
自分に合った仕事内容で就職することをおすすめします。
もし私のように自分に合った仕事が分からない場合は
諦めずに色々な訓練と企業見学や実習に挑戦して
支援員の方に相談をすることで、いい就職ができると思います。
(在籍:川口センター)