職場をイメージした訓練が就職につながりました
闘病中のブランクを感じさせないほど、精力的に訓練を行っていたAさん。
「通勤の訓練」と捉え、川口センターまで1時間かけて通っていました。
その源は何か? どんな思いで就労移行支援事業所に通い
どのような訓練を行って就職までたどりつけたのか?
インタビューで聞くことができました!
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Q どんな仕事をしていますか?
センサーの修理のお仕事です。
もともと機械いじりは得意でしたので、合っている仕事かなと思います。
Q Aさんがサンヴィレッジに通うきっかけを教えてください。
単独で就職活動をしていましたが、限界を感じて支援を受けようと思いました。
サンヴィレッジでは利用前に体験ができ、そこではエクセルの訓練を体験しました。
仕事をしていた時には使えていたエクセルの機能が使えなくなっていることに気が付いて
復習も兼ねて訓練をしていきたいと思いました。
また、サンヴィレッジでは職場をイメージできたことも決め手になりました。
Q 〝職場をイメージできた”とはどんなところですか?
体験時に職員と利用者の距離が近いと感じました。
距離は近いですが、職員も利用者側も友達のようには接しておらず、
バランスがとてれていて、職場を模した場であることを感じることができました。
訓練を行う上で、常に「就労」を忘れずに訓練イコール仕事として訓練に励んでいました。
自信をもって社会人としての再スタートをきるために、
「時間に遅れそうな時は会社だったらどうするか」
「周りの方とのコミュニケーションはどうするか」など
職場をイメージしながら自身に必要な訓練を行ったことで
社会人としての意識やマナーがレベルアップして就職ができたのかもしれません!
Q サンヴィレッジで頑張ったことは何ですか?
毎日通うことと、エクセルとタイピングです。
エクセルはサンヴィレッジの社内検定があり、取得を目指して
関数(VLOOKUPやIF関数)などの振り返りも含めて頑張りました。
タイピングでは利用前は10分間で350文字でしたが、
10分間で400文字打てるようになり、スピードアップしていきました。
支援員さんが私に合ったスケジュールを作成してくれて、
指示されたことを、こつこつと実行した成果だと思います。
Q サンヴィレッジでやっておいて良かったことは何ですか?
働くことを再認識が出来たことです。
社会人経験はありますが、
ブランクがあるため社会の当たり前がわかならなくなっていました。
パソコンスキルもそうですが
リモートワーク等の最近の働き方を学ぶことができて良かったです。
リモート訓練ではリモートならではのコミュニケーションのとりにくさがありましたが
ソーシャルスキルワークでは話しやすい環境が整っており
話すタイミング等が学べてためになりました。
Q Aさんにとっての就労移行支援事業所とは?
働くための自立をする場です。
サンヴィレッジでは働くイメージがいたことで
自立が早くできたと思います。
私も「早く自立したい」という思いで訓練に励みました。
Q 最後に訓練をした仲間や、これから支援を受けようと考えている方に向けて一言お願いします。
社会に出るサポートをしてくれるところです。
「就職」という目的を見失わないように、訓練を頑張ってください。
支援員さんや周りの方とのコミュニケーションの取り方などで
職場をイメージすることができ、 就職への道がひらけると思います。
(在籍:川口センター)