できることを探し、行動したことが就職につながりました
聴覚に障がいを持っていることにより「聞こえない壁」に苦労したAさん。
そして、今までひとりで就職活動に取り組み、相談出来る相手がいない、
フィードバックもない辛さを抱えていた時、サンヴィレッジと出会ってくださいました。
サンヴィレッジでの訓練では、Aさんの強みである「継続する力」を発揮し、
コロナ渦の中でも希望する職種に就職することができました。
Aさんが「聞こえない壁」、
そして「コロナ渦での就職」をどのように達成したのか。
そんなAさんからお話を伺いました✨
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
聴覚情報センターの臨床心理士さんと区役所の担当者さんから
サンヴィレッジを勧めていただいたことが利用したきっかけです。
サンヴィレッジのスタッフさんと
利用者さんが話し合って訓練をしている姿を見て、
サンヴィレッジなら私の分からない事や
出来ない事も色々と分かりやすく教えてくれると感じました。
一人で就職活動をしていた時は、得意・不得意が分からなかったのと、
求人も少なくて焦ってしまうことが多かったです。
でも、サンヴィレッジに通い始めてから、
「ビジネスマナー」「就労セミナー」など就職活動に必要な訓練を繰り返し受けることで
「自分自身の特性を活かした就職活動」が出来ました。
サンヴィレッジのスタッフさんには本当に心から感謝、感謝です!
スタッフさんは私が分からない事がたくさんあっても親身に教えてくれたり、
私は聴覚障がいのため利用者さんとのコミュニケーションをスタッフさんが繋いでくれました。
本当にとても楽しかったです。
こうして無事に就職することが出来ましたが
コロナ渦の中で就職は正直、難しいと思っていました。
でもスタッフさんと色々話して、たくさん面接練習をしました。
何度も何度も繰り返しました。
面接練習では、良い点と悪い点をしっかりと教えてくれたので
実際の面接で練習した以上の結果を残す事が出来ました。
私は、聴覚障がい者のためコミュニケーションの方法が限られています。
相手に話しかけてもらうことを期待して待つのではなく、
私は音声文字変換アプリを利用したり、皆さんが話している言葉を
正確に拾うためのマイクを購入しました。
就職するために自分から出来ることを
探して行動していくことが就職するためのひとつの手段でもあると思います。
(在籍:三ノ宮センター)