ひとりでは難しかった就職も皆と一緒に乗り越えられました!
初めての就職活動で、緊張していたAさん。
入所当初は何から始めていいのかわからないような状況でしたが
毎日休まず真面目にコツコツと訓練に取り組んだ成果もあり、晴れて就職となりました!
Aさんにこれまでの経緯や頑張ったこと等をインタビューしました😀
Q どんな仕事をしていますか?
関西圏を中心に展開しているスーパーの店舗敷地内にある緑地帯の剪定業務です。
屋外での仕事なので夏は暑く冬は寒いですが、
綺麗にした実感が得やすくとてもやりがいのある仕事だと感じています。
Q Aさんがサンヴィレッジに通いはじめたきっかけは?
母の知り合いの紹介です。
就職にむけて何をすればいいのかわからいときに
就労移行支援の存在を知り、見学・体験をして入所しました。
就労移行支援を利用していなければ
今、自分はどうなっていたかな…と考えますが、想像できません。
本当に利用して良かったと思っています。
Q サンヴィレッジで頑張ったことは何ですか?
グループワークを頑張っていました。
障害特性上、コミュニケーションが1番の課題だと感じていたので、
他者と関わるプログラムには積極的に参加し、苦手を克服しようと考えていました。
Q 就職に向けて難しかったことはありますか?
自己分析をすることです。
これまで自分と向き合うこともなく、考えたこともありませんでした。
そのため長所や短所がなかなかわからず、自分をアピールすることが苦手で
相手に自分のことを伝える難しさを痛感しました。
普段から自分を客観視することを意識していれば
就職活動の時に困ることはなかったのではないかと反省していますが
今は支援員さんの助言もあり、少しできるようになりました。
Q サンヴィレッジの訓練で取り組んでよかったことは何ですか?
一つ目は手話です。
日常の挨拶や朝礼時の表現方法を手話でできるようになり、
コミュニケーション力を培う助けになったと感じています。
二つ目は就職活動の準備です。
就職するためには必要なことが多数ありました。
はじめは何もわからない状態でしたが、支援員さんと一緒に就職活動に取り組む中で、
どのように進めていけばいいのか、何に取り組めばいいのかわかるようになりました。
Q Aさんにとって就労移行支援とはどんな場所でしたか?
様々な経験や知識を得ることで、自分の可能性を広げることができた場所です。
利用して良かったです。
また、就職活動で困っているのは自分だけではないこと、仲間を見つけられたように思います。
普段からコミュニケーションに積極的ではないので、特別仲が良い人がいるとは言えませんが、
何気ないことを話したり、プログラムを通じて会話できることも
自分の居場所のように感じて楽しかったです。
Q 最後に、これから就労移行支援の利用を考えている方や、
現在就職に向けて頑張っている利用者の方に向けて一言お願いします。
自分1人では不安なことも支援員さんに相談すれば解決するかもしれません。
私はひとりで悩んでいても何も進みませんでした。
これまで他の誰かに相談することも出来ていませんでしたが、就職という目標を持った時に、
相談できて一緒に考えてくれる人が居ること、仲間がいることが心強かったです。
失敗を恐れてなにもできていませんでしたが、失敗することで学んだこともたくさんありました。
何事も経験だと思いますので、今悩んでおられる方はまず見学に行ってください。
(在籍:神戸元町センター)