社会不安障害の人に向いている仕事とは?無理なく働ける職種と相談先を紹介 就労移行支援事業所サンヴィレッジ

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社会不安障害の人に向いている仕事とは?無理なく働ける職種と相談先を紹介

社会不安障害の人に向いている仕事には、対人業務が少ない研究職や清掃員、定型業務が中心の事務職、在宅で働きやすいWebライターなどがあります。4つのタイプ別に具体的な職種を挙げながら、就労移行支援をはじめとした相談先も紹介します。

人前で話す場面で強い不安を感じたり、電話対応で声が震えたりする方もいるのではないでしょうか。実際には、社会不安障害(社交不安症、SAD)があっても、自分に合った職種や職場環境を選べば、無理なく働き続けることができます。

この記事では、向いている仕事の例と、相談できる支援機関を紹介します。

社会不安障害の特徴と仕事での悩み

社会不安障害(社交不安症、SAD)とは、人から注目を浴びる場面や、否定的な評価を受けるかもしれない状況に対して、強い不安や恐怖、あるいは身体的な症状を感じる状態を指します。

単なる「あがり症」とは異なり、仕事の継続や遂行に支障が出るほどの強い苦痛をともなうことが特徴で、不安障害の中でも非常に多くの方に見られるタイプのひとつです。

この症状は、脳内のセロトニンなどの神経伝達物質のバランスが関係していると考えられており、現在も研究が進められています。症状が強く出る場合は、適切な治療やサポートを受けることで、症状の改善が期待できる場合もあります。

また、2024年4月からは、改正障害者差別解消法により、民間事業者による合理的配慮の提供が義務化されました。

仕事では、電話対応で声が震える、会議で頭が真っ白になる、報告時に「変に思われていないか」と気にしすぎるといった困りごとを抱えやすい傾向があります。

こうした症状は性格の問題ではなく、環境とのミスマッチが原因の可能性もあります。

出典:厚生労働省「社会不安障害(社会恐怖)」(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/know/know_02.html)
出典:内閣府「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されました」(https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/gouriteki_hairyo2/print.pdf)

社会不安障害の人に向いている仕事の例

自分の特性に合った仕事を選べば、安心して働き続けやすくなります。ここでは、4つのタイプに分けて紹介します。

なお、ノルマの厳しい営業職や、不特定多数と接する接客業、臨機応変な対応が求められる窓口業務などは、症状が悪化しやすい傾向があります。

対人業務が少ない仕事

研究職やエンジニアは、データ分析やプログラミングなど、一人で集中する時間が長く、コミュニケーションも最小限で済みます。

清掃員や警備員は、早朝や夜間など、人が少ない時間帯に作業することが多く、対人接触が限られています。工場勤務や倉庫内作業も、仕分けやピッキング、箱折りなど、決められた作業を黙々とこなすことが中心です。

就労移行支援事業所サンヴィレッジでは、清掃業務や作業系業務の実務訓練も行っています。

定型業務が多い仕事

手順やマニュアルが明確な仕事は、不安を軽減しやすいです。

たとえば事務職は、データ入力や書類整理など、決められた手順で進めることができ、静かな環境で作業しやすい仕事です。

工場の生産ラインや検品作業も、決まった工程を繰り返す業務で、丁寧な作業が得意な方に向いています。

自分のペースで取り組みやすい仕事

データ入力や文書管理は、納期を守れば自分のペースで進めやすい仕事です。

Webライターや翻訳家は、在宅で働ける場合も多く、メールやチャット中心で対面を避けやすいです。軽作業も、シール貼りや梱包などを自分のペースで黙々と進められます。

在宅勤務ができる仕事

Webデザイナーや動画編集者は、パソコンとインターネット環境があれば、自宅で作業できます。やり取りも、メールやオンラインミーティングが中心です。

プログラマーやシステムエンジニアも、リモートワークが普及しており、自宅で専門性を発揮しやすい仕事です。

社会不安障害の人が仕事の相談で利用できる機関

就職や転職を考えるときは、専門機関のサポートを活用できます。

ここでは、代表的な3つの相談先を紹介します。

就労移行支援

就労移行支援は、障害のある方が一般企業への就職を目指すための福祉サービスです。利用期間は原則2年間で、ビジネスマナーやパソコンスキル、就職活動のサポートを受けられます。

就労移行支援事業所サンヴィレッジでは、最長3年間の定着支援を提供しています。

画一的なeラーニング中心ではなく、一人ひとりの特性に応じた実践的な訓練を重視しているのが特徴です。PCスキルだけでなく、清掃業務や作業系業務(仕分け、箱折り、ピッキングなど)の実務訓練も提供しています。

利用には、市区町村の障害福祉窓口での申請が必要です。障害者手帳がなくても、医師の診断書があれば利用できる場合があります。

出典:厚生労働省「就労移行支援事業」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/shingikai01/pdf/5-2i.pdf)

ハローワーク

ハローワーク(公共職業安定所)には、障害者専門の窓口があります。専門の相談員が、障害の特性を理解したうえで、求人紹介や職業相談を行います。

障害者手帳がなくても、医師の診断書があれば専門窓口を利用できる場合があります。ただし「障害者雇用枠」に応募できるのは、原則として各種障害者手帳を所持している方のみです。

また、トライアル雇用という制度では、原則3か月間の試行雇用を通じて、企業と求職者の双方がマッチングを確認できます。

段階的に職場に慣れていけるため、すぐに正式雇用される場合に比べて、心の負担が軽く感じられます。

転職エージェント

障害者雇用に特化した転職エージェントも、有力な相談先です。

キャリアアドバイザーが、社会不安障害の特性を理解したうえで、自分に合った求人を紹介してくれます。

企業との配慮事項の調整も代行してくれるため「電話対応が苦手」「会議での発表を避けたい」といった希望を、自分で伝える負担を軽減できます。

求人の選定から応募書類の添削、面接対策、入社後のフォローまで、一貫したサポートを受けられます。登録や利用は無料です。

こちらの記事では、精神障害の方が利用できる就労支援について解説しています。
就労支援の種類や内容、利用までの流れも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

社会不安障害があっても、対人業務が少ない仕事や定型業務、在宅勤務など、自分に合った仕事は見つかります。

兵庫県神戸市、埼玉県川口市、東京都文京区に拠点を置く就労移行支援事業所サンヴィレッジでは、清掃や作業系業務の訓練、最長3年間の定着支援を通じて、長く働き続けることをサポートしています。

現場の即戦力となるための実践的なプログラムが充実しており、一人ひとりの適性に合わせた丁寧な指導を受けることができます。

また、就職をゴールとするのではなく、その後の安定した職業生活を見据えた手厚いフォロー体制を整えていますので、将来への不安を抱えている方も安心して最初の一歩を踏み出すことができます。

まずは現在の悩みやご希望を伺いますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。