真面目に取り組み続けたことが就職への近道でした
探求心があり何事も一生懸命に取り組んでいた結果、このたび就職がきまりました!
就職が決まったとき、Aさんは不安もあったようですが、安心した気持ちも大きかったようです。
そんなAさんに就職に向けて頑張っていたことや、当時の気持ちをインタビューしました。
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Q どんな仕事に決まりましたか?
民間病院に併設された老人保健施設で、主に事務補佐及び営繕等を行う仕事に決まりました。
現在は入所者や通所者の車椅子の清掃や食事の配膳の補助の仕事をしています。
Q サンヴィレッジを利用しようと思ったきっかけを教えてください
私は、前職を退職後約20年のブランクがありましたが、“社会に出たい”という気持ちが強くなり
区役所の生活支援相談窓口へ行き作業体験や就労体験事業に参加し、就労訓練も経験しました。
そして、心理テストを受けた結果、
障がい者の福祉サービスを利用して就労を目指すのが望ましいということで
サンヴィレッジへの通所を決めました。
障がい者雇用に向けて手厚い就労支援を受けられると思ったので
就労につながる訓練に真剣に取り組みました。
Q サンヴィレッジでは、どのような訓練に取り組まれていましたか?
PCスキルの習熟、ビジネスマナー研修、メンタルトレーニング、
そして企業説明会及び企業見学、さらに企業などでの実習等の訓練に取り組みました。
ビジネスシーンにおいて必要な能力や常識、またビジネスにおける心構えを身に付けました。
特に面接が決まってからは、面接練習を支援員さんと繰り返し取り組むことで
自信をもって面接に臨むことができました。
Q 全体的に訓練を通して気を付けていたことは何ですか?
私は就労のブランクが長いので、就労に必要なスキル、マナーや考え方をすべて身に付けよう、
もしくは、再度学び直そう、また就労に向けて生活習慣をととのえようと考えていました。
Q サンヴィレッジはどんな場所でしたか?
単なる通所者自身の就労訓練のみならず、現実の職場で仕事をしている感覚を体験できました。
タイムカードの打刻、朝礼でのあいさつ、さらには、サンウィレッジ内の業務の役割を担える空間。
時間帯や休日も、実際の勤務時間や休日と同様で、
まさに就労するために必要なスキルを身に付けるための場所でした。
Q これから就労移行の利用を考えている方や、一緒に訓練した仲間へのメッセージをお願いします
私は、サンヴィレッジでの2年間の訓練のうち
約4分の3は新型コロナ流行のため、リモートによる在宅訓練を受けましたが
それでもスタッフの皆さんの支援のお陰で就労に結びつくことができました。
素直に訓練に取り組み、スタッフの助言に耳を傾けて粘り強く頑張れば、就労への道は拓けると思います。
また、仲間と協力して行う訓練において、
お互いに助け合いながら成し遂げたことで、私は協調性を養えましたので良かったと思います。
現在の通所者の方には、これからご自身の目指されている就労が達成されるよう、切に願います。
(在籍:神戸元町センター)