新しいことをはじめる勇気が就職につながりました
私は、何度かの就職を経て、躁鬱と診断され、数年家に引きこもって過ごしていました。
20歳を超えたところで、さすがにもう就職しなければならない、と思い立ったものの
引きこもっている事実やこれまでの就職での失敗がトラウマになり
一般で就職する自信がありませんでした。
そんな時に行政機関の担当者の方と
何箇所かの就労移行支援施設に見学に行っている際に、サンヴィレッジと出会いました。
2度面談をさせていただいたのですが、
1度目は、やはりまだ何かに挑戦することが怖く行くことをためらっていました。
他の施設にも見学に行き、体験した後、もう1度話を聞いてみようと
面談を申し込むと快く受けてくださり
その時の担当者様の熱量や体験期間中の心遣いにここの施設なら行ってみようと考え通うことにしました。
訓練では、最初は人と関わることが怖く、通所日数は少なく
講座にも参加することはなかったのですが
何か月か通ってみて、少し新しいこともやってみようという気持ちになりました。
よくお世話になっていたスタッフの方に少しでも頑張りを見せたいと思い
日数を増やし講座にも参加するようになりました。
セルフケアという講座では
自分の強みが想像していたよりあるかもしれないと思えるようになりました。
また同じ講座を受講することで、前回よりできている事がある、
前回より前向きになっていると思えるようになり、
今では挑戦することが怖くなくなりました。
就職活動期間に入る際、特に頑張っていたことは
自問自答を繰り返し、ひたすら自ら何度もスタッフさんに面談を申し込み
相談しながら自己理解を深めていきました。
本当に感謝していますし、まだ漠然としてはいるものの、
今後やってみたい事や、自分と向き合うことの大切さを勉強することができたと考えています。
就職活動は、もちろん面接も大事だと思いますが
結局は就職した後が1番大切だと考えています。
最初はサンヴィレッジさんにお世話になるかもしれませんが、
1人でしっかり現実や不条理な事にも立ち向かえるよう
これまで参加したプログラムの資料を見たりしてさらに、力をつけようと思います。
訓練生や、これから就労移行支援に通おうと考えている方がいましたら、
とりあえず、スタッフさんにいっぱい声をかけていっぱい相談に乗ってもらうといいと思います。
話をするのが苦手でも、少し話かけてみるとちゃんと返してくれますし
話をするまで怖いと思っていたスタッフさんが案外柔らかい人だと気がついたりして楽しかったです。
(在籍:神戸元町センター)