実習で働くイメージをつけ、就職へ 就労移行支援事業所サンヴィレッジ

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実習で働くイメージをつけ、就職へ

お話し好きで、誰にでも分け隔てなく話しかけるAさん。

困っている人を見過ごすことができず、いつも自然と手を差し伸べる温かい心の持ち主です。

就職活動では、なかなか結果が出ない時期もありましたが、諦めずに多くの見学や実習に参加!

様々な経験を通して、本当にやりたいこと、自分にできることを見つけ出しました。

その前向きな姿勢と努力が実を結び、この度、晴れてご就職が決まりました!

 

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Q どんなお仕事に決まりましたか?

病院総務スタッフの仕事に決まりました。
掃除やゴミ回収、物品の搬送や入院準備のセットなどを行います。
慣れてきたらベットの移動やシーツ交換など、看護師と一緒にする作業もあると聞いています。

 

Q もともとそのお仕事を希望していたのでしょうか?

病院の清掃実習に行ったことで働くイメージができ、同じような仕事で探しました。
面接に行った際に実際の作業を見せていただく機会があったのですが、

手すりのアルコール吹きなど実習と同じ作業だったので、よりイメージしやすかったです。

 

Q 訓練でやっていてよかったと思ったことはありますか?

清掃訓練です。

二人一組が基本の作業でしたが、一人で取り組むこともあり、どちらの作業も経験できたのが良かったと思います。

やりがいを感じることができました。

他の講座ではビジネスマナーが特に印象に残っています。身だしなみや出勤時退勤時のマナーなどを学びました。

 

Q 他に印象深い講座はありますか?

手話講座が楽しかったです。
過去に視覚障害者の人の付き添いをしたり、高齢者の階段の解除をするなどをしたことがあり、

手話もボランティアなどで使えると良いかなと思い参加しました。

神社の緑化作業訓練にも毎回参加しました。

体力向上プログラムでは異人館にいったり

少し離れたショッピングモールまで歩いたり、水族館にも行けたのがすごくよかったです!

楽しい思い出がたくさんあります。

 

Q 就活系の訓練はいかがでしたか?

模擬面接など面接練習に参加しました。
実際の面接前には個別で練習もしていただきました。
あがり症なので緊張しているのを指摘されたり、タメぐちが出てしまったこともあります。
今回採用になった先での面接では、

前日に練習しアドバイスもいただいたことで、当日にはしっかりと意識して取り組むことができました。

 

Q どのように働きたいですか

積極的にメモをとるなどしたいです。
患者さんや看護師さんから、この人がいてよかったと言ってもらえるような働き方が出来たらいいなと思っています。

体力も維持していきたいです。
訓練はほぼ皆勤賞で通所することができました。

体調管理に気を付け、時には睡眠薬も服用しながらしっかり寝て、

休みの日はゆっくりするなど、訓練を仕事と考えてオンオフの切り替えをしていました。今後もそうしていきたいです。

 

Q サンヴィレッジ入所前と今とでどのような違いがありますか?

サンヴィレッジに入る前は一般雇用で就職を探していましたが、面接が通らず落ちまくっていました。
周りから障がいを指摘され、障がい者雇用での就職を考えたことがありましたが、どうすればよいかわかりませんでした。
支援員さんから一般雇用と障がい者雇用の違いを教えてもらうことができ、障害者手帳も取得することができました!

支援を受けたことで安心して仕事に行けそうです。

 

(在籍:神戸元町センター)